戦うWebディレクター

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こんな会社は要注意!応募・面接時のチェックリスト

今まで体験したヤバイ匂いのする会社

数えてみたら、私はここ5年くらいで50社程応募してました。そのうち書類選考突破率は約60%。そんななかでヤバイ匂いのする会社を実例とともにあげてみました。実際には入社して体験していないところが大半ですが、おおよその危険察知には使えると思います。
 

書類選考通っているのに履歴書の郵送を要求

これ謎なんですが、結構多いです。ネット経由からの応募の場合は、だいたい職務経歴書や履歴書、ポートフォリオなどは既に入力済のはずです。情報はすべて渡してる状態なのに「履歴書と職務経歴書を郵送で送ってください」という会社が過去に3社ほどありました。そのメールを見て即辞退。即辞退したので、その会社が実際どうだったかというのは分かりませんが、判断する立場の人間が「紙じゃなきゃ嫌」と言ってたりして、非効率化だったり、慣習や前例に重きを置きすぎている可能性があります。あと、手書きの履歴書じゃないとNGというところも要注意です。合理的な考えがなく、感情論や精神論に溢れてる可能性があります。時間がある時は、そういったところでも書類が通れば面接に行きますが、在職中で時間が取りにくい時には辞退します。
 

面接官の社歴が浅い

あまり無いケースですが、実体験として過去に一度だけ入社3ヶ月目の方が面接官だったことがあります。外部からの人材を集めて新規事業を行おうとしていて、それ自体は良いんですが、入社3ヶ月目の面接官なので、何を聞いても「僕も入ったばかりでよく分からないんですよね」という返答が大半。さすがによく分からないところに入社するのは難しいです。
 

見返りが「やりがい」

「ナショナルクライアントが多く、大きな仕事が多い。競合は電通博報堂になることが多く、難しい仕事だけど面白い。情熱を持って仕事に取り組まないと負けてしまうので、プライベートはなくなる。やりがい十分な仕事。でも給料は普通。」面接官はその会社の社長だったんですが、正直「よく言ったな」と思いました。これを伝えても入社する人を探していて、ふるいにかけていた思うんですが、さすがに「やりがい」だけでは生活できません。
 

成長できる環境をアピール

成長できる環境をアピールする会社は、モーレツ社員が「仕事をより多くすることのみが成長につながる」と考えていることが多く、労働時間が長くなる傾向にあります。私は、仕事以外で勉強することでインプットして、実践のアウトプットの場所として仕事をする事が成長につながり、そのバランスが重要だと考えています。以前在籍していた会社がこの考え方で「より多くの仕事をこなすこと」を社員に求めていました。成長できる環境自体は望むべきものですが、やり過ぎは危険です。
 

面接時に何も聞いてこない、面接時間が異常に短い

この場合、「あなたが欲しい」ではなく「誰でもいいので人員が欲しい」のことがあります。人材不足の現在、とにかく人がほしい会社というのは多いので気を付けましょう。
 

面接日時に融通がきかない

転職活動は在職中に行う事が多く、面接時間は現職での定時後に設定をお願いするケースが多くなります。だいたいの会社はそのあたりも考慮してくれていて遅い時間でも対応してくれたりするんですが、稀に定時時間外NGの会社があります。こういう場合は、面接官(偉い人)の都合ばかりを人事が気にしていて、仕事の方向が「外」ではなく、「内」に向いてる可能性があります。こういう会社は上の方の人が神様みたいな扱いのところが多く、パワハラトップダウンでの無茶振りが多くなりがちです。
 

遅い時間にも社内の電気がついている

一応チェックしておきましょう。できれば土日の夜もです。たまたまその日だけ電気が付いていたという事もあるので、サンプルはできるだけ多めの方が良いです。電気はフロア全体で付いているのか、一部だけなのかもチェックしておきましょう。一部だけの場合はセーフな可能性もあります。
 

まとめ

応募や面接の数をこなしていくと、危険察知能力が上がっていきます。転職は騙し合いの部分も少なからずありますので、騙されないように慎重に選定していくことをおすすめします。